東京都在住大手企業に勤めるGさんが15日、都内で会社を早退した。これが初めてと言う早退をついに決行、無事に昼過ぎには自宅に到着した。12時を過ぎた頃に体調の異変を感じ、課長に相談した後に10分も経たず会社を後にした。大勢の社員を前に胸を張って出入り口に向かうその姿には強い決意を感じられた。
駅前で空を眺めるGさん。その背中には迷いを感じられない。【写真 合同通信社】
早朝から体調に異変を感じていたというGさん。「そもそも出社すること自体無茶だったと思います。」37℃近く発熱していたということだが、どうしても済ませる必要のある仕事があったために無理を押して出社に至ったという。
「それにしても、心外でしたね。」課長の対応に少なからず憤りを感じたというGさんが言うには、課長の第一声は「勘弁してくれよ...。」だったという。確かに課員が休んだ際、マネージャーは報告の義務があり、本来の仕事をより増やすこととなる。「課員の心配よりも自分の手間ですか...ってね。」
課長への復讐を胸にGさんは今も自宅待機を続けているという。「困ってしまえば良いんですよ。」以前から課長には不満が溜まっていたとのことでここで鬱憤を晴らそうとしているとのこと。熱が出た際に平日丸5日間休んだこともあるというGさん。その際はうち2日でパチンコに勤しんでいたというが、今回は新幹線を利用した遠出を敢行する予定とのこと。
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